SF/FT雑記・雑記


ゲーム雑記過去ログ1  
SF/FT雑感過去ログ1






マイクル・スワンウィック『クロウ』

 このクロウは神話のトリックスターである「鴉」のことで、アンバーの王子コーウィンに暗示を投げるクロム神(クロウ・クルワッハ、クレム・クロイク)とはあまり関係はない。おそらく。
 検索しても「これはゼラズニイだ」とか「『ロードマークス』だ」といった感想はずいぶんと出てくる。が、むしろ『愛は虚数』やアンバーシリーズをじかに思わせるところも多い。現に、敵(原神)らのリーダーとして「エリック卿」と、「岩に繋がれて鷲に肝を食われているその兄弟」がじかに出てきたりする。

 筆者がスワンウィックにはじめて触れたのは実はウィリアム・ギブスンの短編集中の『ドッグファイト』のプロット原案者としてだった。相変わらずのギブスンのサイバー設定および文体よりも、30分ドラマのようなきっちり優等生な人物叙情シナリオ造りが印象的だった覚えがある。あとで知ったが案の定、スワンウィックは特に「文芸肌」(ここでは別に褒め言葉にはならないが、けなし言葉というわけでもない)ということである。

 が、この短編集では、収録のいずれの作にせよ、文芸は文芸でも、本家取りから文化が次第に蓄積熟成されていくという文芸の側面が、アメリカSFで具体的にどう顕れているかの把握までが要求された気がした。
 当然、ネットで見かける感想は、まさにSF(おそらくそれまでのSF読書経験からの感想か)だとか、逆にさっぱり意味がわからんとか、まるで評価が異なる。結局、筆者の最終的な感想は、優等生的な(セオリー的に普通に誰でも読める)話を予想していたこの作家の第一印象とは、まるで違うということだった。

 なお、まったくの余談だが、95年に創元社が新刊折込みチラシの中で「来年中に(ゼラズニイの)ロードマークスと影のジャックを刊行する」と書いていたという話を聞いたことがあるが、その予定年から11年間で本当にいわゆるチラシの裏になってしまったのか。





・本日のひだまりスケッホ

 
いや偶然見つけたんだけどさ。「指輪家族トールキンソン」とか言ってみたくなったりとかするよね。父母のボートがひっくりかえって孤児になったフロドを拾った旅劇団一座が家族を演じることにして、炎の鞭と剣を持った元殺戮部隊のおとうさんとか、巨大蜘蛛のおかあさんとか、先端に指がついた無数の触手のリスのターくんとかさ。





・かなり駄目な検索ワード

映画 スター エロ画像
 「エルミンスターのエロ画像」への誤爆 m9(^Д^)プギャーッ

みくる エロフラ
 ある日突然激減した。巷の流れがようやく変わりつつあるとかの心当たりもあるけど、単になんかの検索エンジンからうちのサイトが外れただけだろうねー。

みくる エロ 牛乳 栄養 最強
 一瞬やばい画面構成が頭をよぎったが、よぎらなかったということにしておく。

高町なのは エロフラ
 元になった画像よりも先にそのエロコラだの何だのが目に入ってくることも多いような作品のそれほどありふれたネタを探している人がよりによってなんでこんな辺境サイトにひっかかる余地があるのかというのは以前から疑問であるよ。

同人世界で最も有名な三桁
同人 有名な三桁 人名
 そんなことを検索する必要がある時点で検索者にはそのコミュニティでの周囲の話題がわかってるのかどうかという要らぬ心配を呼び起こす点がこの検索語の焦点であって、はたして「さんびゃくにじゅうさん」とかが今の時代でも最も有名と称していいかどうかという点の是非についてはさておく。

タイプムーン 現代最高峰の魔術師の名前
タイプムーン作品の現代最高峰の魔術師の名前
タイプムーン 最高峰 魔術師 名前
 そんなことを検索する必要があ(ry

エルフ娘 陵辱
 こういうのが来るとああうちもファンタジーサイトだという安心感が(ry

お脱ぎなさい 小宮山さん インザナ
 なんだこの符合は。てか、あんたら二人は何か着ろ。

漫画 水島 秋姫 すもも
 残念、それは八重崎千春だ





・あるいは数年ごとのプロメテウス

 初代の
偽春菜のドキュメント中にあった「落雷で実体化するのが夢。」というのは、AIとまの設定を揶揄したものというのが当時の定説であった。サイバーパンクはハードであればあるほど原神話的な幻想を追及するという説があることからも、あまりにも安直なピグマリオン神話に繋がるのは不自然なことではなく、ソフトウェアが実体化するという荒唐無稽さはしかし連想としては必ずしも唐突すぎるものではない、といった能書きは今回はさておく。
 さてこれらに加えて同様の連想にあるとおぼしきモノ、「プリシア」「ルファナ」その他や、この中からいくつかのワードを適当に一部のみ組み合わせて検索してみても、これらの複数にふれた記事などはほとんど出てこない(さすがに、これらが出た直後にはあったのではないかと考えられる)。それぞれ数年のブランクがある事もあって、触れているユーザー自体の重なりが少ないとも思われるが、それぞれの話題が独立している印象である。が、だからこそ、流行りモノなどでなく、いちから独自に、ぽつぽつと数年ごとに出現してくることからも、サイバーの原神話追求の芽が思い出したように顔を覗かせる現象と見てよいかもしれない。そろそろ、「次」が出てきてまたぞろ理不尽シナリオだとか叩かれる時期だろうか。





・仮想史

 二次創作に独特なものに、「もしあそこで○○が死んでなかったら」「もしあのとき○○だったら」「もしあそこでアスカの弐号機が一人勝ちしてたら」「もしユウ・カジマの位置にかわりにヤザン・ゲーブルがいたら」などといった、その「無造作」「粗雑」ぶりがほとんど意味不明・理解不能なほどの域に達している前提を用いたifというものが存在する。必ずしもそれらの文章の質自体は低いとは限らないところを見ると、ある程度それ(あえてわざわざ「粗雑」であるもの)は、二次創作のひとつの「文化」として成立しているものであるらしい。
 なので、色々と粗製濫造されている中には、きっとボロミアや、ギル=ガラドやエクセリオンやナズグルの誰それとかがほげらほげら、とかいったものが相当数存在し、その中に質のよいものがあったら見てみたくもないという気もしないでもないとは思うのだが労力までも費やして捜索するほどの動機付けまではなかったりする。





・とても駄目な検索ワード

みくる エロフラ
無料エロ朝日奈みくる
無料朝日奈みくるエロ画像
 最近どうもこれが来ないと落ち着かないような気がしてきたよ。

お脱ぎなさい 女神
お脱ぎなさい プルトニウム
お脱ぎなさい ゲーム
お脱ぎなさい 回避
お脱ぎなさい ドグチァッ
 小宮山さん周りに一体何が起こっているのか。

魔法少女アイ テキスト 抽出ツール
シナリオ抽出 魔法少女アイ
 こちらは開設直後からなぜか延々と来続けるひとつである。

岳画殺 矢島
 何を探しているかは知らないことにしておくがそんな語はこのサイトには存在しない。

スール制 ケルト神話
 そんな話題は存在しない。

アロエ ぱんつ
 そんなものは存在しない。

実在の人物を扱った二次創作のことをアルファベット3文字ときに真ん中の文字が意味する英単語
 そんな! RPSのパーソンのことなんてパーソンのことなんて

乳首ビーム砲
 こんなのがやけに増えてきたな……





・クォーターエルフ

 
エルロンドの成分分析は別の機会に行ったが、「ハーフエルフ」がいるならクォーターその他、中途半端に血が混ざったものは存在しないのか、もとい、そうしたものはRPG的には3種のうち「どれ」にあたるのか、という疑問は、ヌル目のファンタジーRPGファンだの耳長ファンだのから、頻繁に聞かれることである。

 例えばAD&D2ndの基本ルール(ほかの版では、基本ルールにはここまで詳しくは書かれていない)では、
 「純血のみがエルフ、人間の血が少しでも入ったらハーフエルフ、半分より多く入ったら人間と呼ばれる」
 と定義されている(いかにもエルフから見た定義らしい)。これは、血の濃さに従って、基本ルールでの3種のうちどれに入れるかの、明確なガイドラインである。
 が、よく見ると、あくまで文化的に「(おそらくエルフから)呼ばれる」と書いてあるだけである。1/32人間で31/32エルフだったら、そのキャラはルール的には「エルフ」なのかもしれない(だがエルフらは「ハーフエルフ」呼ばわりするだろう)。
 そして、1/4エルフだの1/16エルフだの何だのの、存在自体を否定しているわけではない。ひいては、3種とは異なるもののルール、例えばほとんどただの人間である1/16エルフの、わずかにエルフの血が混ざった人間に関する「追加ルール」を作ってみたくなったどこかのゲーマーが勝手にでっちあげたりするような行為も、まったく否定してはいない。

 一方で、AD&D(1st)の多大な影響を受けつつ作られたTRPGソードワールドでは、
 「(血の割合の多寡に関わらず)エルフかハーフエルフか人間のどれかしか"生まれず"、クォーターなどは存在しない」
 といった意が明記してある。血の割合に関わらず、この3種以外の表現型が本当に「決して存在しない」としているもので、AD&Dの3種の定義が実は呼称による便宜分類でしかない点とは、根本的に全く異なる。ひたすらルールの厳密性追求、すべてを3種に押し込めるというだけのために、生物学的な設定すらも規定してしまったもので、あまりにもみゆきちゃんらしい構築といえる。そのせいで、のちに山本ピロシがうっかり行った半端エルフの描写が、後に「読者から」バッシングされたり握りつぶされたり、といった事件に及んだといったこの世界設定そのものの体質を、是とするか否とするかは各位が判断されたい。この姿勢に厳密に従うなら、一部のみエルフの特性を持つドゥナダンのような種族は、設定的にも、ゲーマーらに与えられた可能性という意味でも、存在を許されていないということになる。

 ちなみにFT小説のディルヴィシュなどを引くまでもなく、オリジナル世界を舞台とするRPGにも、「わずかのみエルフ(妖精)の血を引く」といった存在は、ハーフエルフにひけをとらないほど頻繁に現れる。FTそのものの性質として、無理矢理分類された1/2エルフ以外存在しない混血等よりも、むしろ自然な存在である。





Wikipedia: ランスロットの項目が短すぎるのでもっと詳しく加筆依頼中(07年3/25現在)

 ほんの数年前までは、ごく一部を除いて「エクスカリバー」といってもRPGファンの間ですらファイナルファンタジーだのWizだのがまず出てくることも多く、そんなのより村正やら何やらの方が認識的に上、などといった実にばかげた状態が続いていたものだが、現在、とある理由により、何やらずいぶんと認識が進んできたようである。
 しかし、特筆すべき点は、マロリー版以降(に立脚したアンチョコ本等)のみ参照されているならなおさら、まともにそれら物語が読まれていれば明白になる点、アーサー王自身なんぞどうでもいいくらいに主要人物、ほぼ唯一無二に突出している「ランスロット」に関しては、異常なほどに遅々として認識が進まない点である。いかにも「とある理由」の付け焼刃ぶりが端的に示されているが、まあ騎士物語のランスロットほど、あざとくいけ好かない作り物ヒーローというのは古今東西広しといえどもついぞ存在しないため(そこがまた突出した点でもあるが)広報してやろうとか同情してやろうとかいう気はまるで起こらない。





竜を駆る種族

 少し前に元ネタつながりで話に出したついでに、どれかジャック・ヴァンスをすすめようとしたのだが、なにやら今店頭で容易に入手可能なのがこれだけというではないか。
 ともあれ、『パーンの竜騎士』を思い出す人が多いだろう。現代地球を遠く離れた星・遠く離れた未来・失われた文化のわずかな残滓、その上での、生活集団同士の様々な確執。使役する爬虫類。周期的にやってくる遊星と、そこからの侵略者。共通点は多い。(なお、『竜を駆る種族』のヒューゴー賞受賞が63年、パーン1『竜の戦士』の同じ賞が68年である。)
 しかし、その「シテオク感」はパーンの比ではない。もちろん、マキャフリィのぐねぐねした確執の機微の描写などもかなりイヤァーンなものがあるのだが、こちらは、上記した要素のことごとくが、何かやるせない殺伐さに覆われている。「竜を駆る」などというが、要は爬虫類を交配改造して開発している殺戮マシーン奴隷にすぎない。そればかりか、敵のベイシック(これは人間から見れば交配の「基本種」にあたる爬虫類であることからの名である)も、人間をとっつかまえてまったく同じことをしている。そんな両改造戦闘員たちが、決戦・激突の盛り上がりもなく、ひたすらバタバタと死んでゆく。
 背後に暗躍する「全裸ネクタイ軍団」。出てくる若い女は「吟遊巫女」などという萌え属性だが喋りが田舎のおばちゃん風。そして、アオレンジャーとアカレンジャーのような、そこらの娯楽なら対立のすえ意気投合するようにしか見えない二人の指導者は、最初から最後の最後まですれちがいっぱなし。すべての風景、状況、世界全体に、なんともいえない「やりきれなさ」というものがある。





『ドラキュラ紀元』シリーズをMarySue呼ばわりなんかしたらビの人が黙っていないぞ

 ん〜〜〜? キム・ニューマンは「自キャラ萌え作者」ですが伺か?
 いやとりあえず冗談まじりではときどき話にのぼることではあるわいな。が、例えば第一作『紀元』では、結局のところ「ごく普通の娯楽物の主人公」のやることを大きく超えているわけでもない。また、もう少しうがって、作者が主人公に「過剰ぎみに感情移入」しているとして、それはごく普通の娯楽小説家にも珍しい・奇異なことではない。そんな中では特筆すべきようなレベルだとも思えないが、このシリーズでは既存キャラのひしめいている中でのことなので、余計に目立ってしまうという側面もあるのだろう。でもちょっと(ドラッケンフェルズとかも考慮しつつ)試してみよう。

ジュヌヴィエーヴ・デュドネ 55

 判定:アレですた





・「*bandに出てくる、”異次元の色彩の粘土像”というのは一体どういうものなのですか」

 ラヴクラフトその他の宇宙的恐怖世界を描く作品には、超次元的生物の「絵画」「粘土像」「蝋細工像」などや、それらを作成する芸術家らの姿がしばしば描かれるのが特徴のひとつである。これは、超次元的存在の姿を受容し、またその姿を鮮明に表現できるほどの高い「感受性」を持つ芸術家のような存在こそが、それらの存在を認知し、ある程度は垣間見ることができる、という考え方による。
 ともあれ、元来そうした生物の「姿」が一般に伝達されたのが、しばしばそれらの媒体であることを考慮する必要がある。実際のところ、一般的にそれらの生物の「真の姿」と信じられているもの、例えばもっと粘土像など想像しやすいと思われているであろう「食屍鬼」「ラーン=テゴス」なども、実はそもそもどこかの芸術家がなんとか遺した絵画や像の表現から逆算して作られたイメージに過ぎないかもしれない。これらの「真の姿」が、本当に我々が容易に想像するほどに絵画や像に表現できるような姿であるとは限らない。

 確かに、異次元の色彩の「粘土像」は想像しづらいかもしれない。しかしそれでも、それらの「本物」の姿の方がそれよりも遥かに想像を絶していることは、確実に言えることである。それに比べれば、粘土像の想像しづらさなどは、おそらく些細な問題に過ぎない。





・塩沢声

 
オリジンのマ・クベの描写は、台詞を無意識に読み進んでいても、あたかも故・塩沢兼人の声で喋っているかのように自然に頭に浮かんできてしまう、というのは誰でも感じることのようである。
 かつては、エルリック旧版1−6巻を読んでいた頃、なぜか眼に入るエルリックの台詞が自然に塩沢声に変換されたものだった(なぜ塩沢声かといって、同じアマノッチ挿絵の吸血鬼ハンターDつながり以外に一切関係などないのだが、どうもこう変換されていたというのも筆者だけではないらしい)。

 しかし、『スクレイリングの樹』中盤などのエルリックの一人称で記された部分を読んでも、どういうわけか、かつてのような声には変換されない。これは作中の、あるいは筆者の、エルリック観が単に変わっているだけか、これもよく言われるムアコックの旧7−8巻(新シリーズ)以降の文体・叙述の違いに起因するものか、定かではない。

 ちなみにドラゴンランスのレイストリンの台詞に対して、本当に嫌な台詞のときだけ塩沢ボイスで再生されてしまうというトラウマを背負い込んだ女性ファンが多々いるとかいないとかいう話もある。





・駄目な検索ワード

エバ抱き枕
 「強盗エバ」と「抱枕獏」への誤爆 m9(^Д^)プギャーッ

肌の黒い人が出るギャルゲー
 とりあえずそれは検索の使い方として誤りである。

エロフラ 全裸のセイラ
ララァ エロフラ
高町なのは エロフラ
魂魄 妖夢 エロフラ
ヘカテー エロフラ
アルルゥ エロフラ
御影 エロフラ

 だからストレートすぎるのはやめてけれ。しかもこのサイトに一度も書かれてない人名が混ざってるし。

みくる エロフラ
朝比奈 エロフラ みくる
朝日奈みるく エロフラ

 んでこれ&誤爆が特に多いのは、探してるのはたぶん萌へ萌へ王国とかのフラッシュなんだろうなとか思ったり。

アーサー王が女
 だからもうそれはええっちゅうに。

クーフーリンが女
 なんかさ、どうせメタにやるしかないんだし伝承英雄総幼女化とかより「妹は関羽」の方向性の方がよくね?

ドラゴンクエストのHな場面
 MSX版DQ2のあぶないみずぎの一枚絵のことかー!!

ナイトウィザード TRPG エロゲ
 てか、うろたん氏商業でもやってること自体は結局えここスプラッシュと同じじゃないかッ

アダルトオーク諸ン
 ガクブル

さくら+地獄+沢庵
 ?('A`;)

ハルヒ 乳首に☆印
 なんかもうどうでもよくなってきたよ……





ストームブリンガー(馬)

 いや馬の名はなんでもありといえばそれまでだが。オルクリストやナスノフローラ&フィオナとは違って、親馬の名と何も関係がない唐突さが気になるといえばなる。





・鉄の秘密

 映画コナン・ザ・バーバリアンにおいて、主神クロムが鉄の神とされ、この神が天から盗まれた、またキンメリア人が追い求めるものとされた「鉄の秘密」が重要なテーマとなっていることは非常に有名である(海外においても、原作以上に支配的な認識として知れ渡っているかどうかはわからない)。
 が、これらの要素は、R.E.ハワードの原作にも、ディ・キャンプなどの主要な模作にすらも一切ない。クロム神自身は無慈悲な神としてしばしば言及されるものの、自身に関するエピソードなどは作中にはほとんど記されていない。鉄の神ともされておらず、また原型であるとされるアイルランドのクロム神も、特に鍛冶や鉄の神というわけではなく、それに類するエピソードは特にない(とはいえ元来、名前以外は非常に関係は希薄ではある)。

 この映画のエピソード、鉄の秘密は、(特に映画中の)クロムとその信仰が北欧神話に近い雰囲気、特にゲルマンでの形以前のスカンジナビアでのオーディンの酷薄な空気と似たものを持っていることから、ルーンの秘密などに類似するものを追加したのではないか、と考えられている。
 実のところ『不死鳥の剣』などの、ハワードのコナンの最初期の作品には、コナンがクロムやケルトの神名と共に、アサ神の流儀といった語や、北欧の神の名なども呼ぶ場面があり、あるいは最初期には、これら北欧とキンメリア(古ケルト)に由来する信仰は渾然としたもの、という設定であった可能性がある。さらに映画には、クロムがヴァルハラにいるというくだりがある。
 しかし、ハワードの後の方の作品では、キンメリアより奥地の地名とされるアスガルドやヴァナハイムで信仰されていると思われる北欧神の名(ただしイミル神を中心とした、より原始的な信仰という位置づけらしきものになっている)と、キンメリア人のクロム信仰は明らかに別物となっている。クロムは無論ヴァルハラなどではなく、暗い山頂に住むとされ、共にいる神(ときどき悪魔とともにある、とされることはあるが)の具体名についてもほぼ言及されることはない。

 ちなみにコナン自体、ハワードの原作のみならず模作や翻案などから構成されたそのものが「シリーズ」として広く認識されているものである。ハワードの記述から大幅に離れた要素が追加されることがあっても、それ自体はさほど特異なことではない。





全人類の神経バンク内に形成された中つ国

 別件のヒットが多すぎるため、念のため""でくくってみる。

アラルゴン 1650件
アルゴラン  776件
ガンダフル  115件
ナグズル    15件
ガドラリエル  14件
ケレルボン    1件
ボミロア     0件

 こうしてみると、アラルゴンとアルゴランが他を暴力的といえるほどに圧倒する勢力を形成していることがよくわかる。





・ita氏がイーガンスレとRLスレの関係に言及したことに類して、

 スレの一番下に表示される「このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)」だが、12/30時点、

H.P.ラヴクラフト -13巻-

>スパロボ図鑑 216冊目 [ロボットゲー]
>【機神】デモンベイン総合スレッド14【飛翔】 [ロボットゲー]


クトゥルフ/クトゥルー/Cthulhu-ク16フ-

>【ゴシップ】リリアン新聞部&写真部【隠撮】第三版 [アニキャラ個別]
>魔人探偵脳噛ネウロ121/777 [週刊少年漫画]
>【魔術】魔術結社G∴I∴K∴O∴ 13th【カバラ】 [オカルト]
>魔人探偵脳噛ネウロ122/777 [週刊少年漫画]
>fateVSからくりサーカス2 [漫画サロン]


 なにこのクォリティいちぢるしくヒクスクリニック。まあ元々SF板自体の人口が少ないので、とある事情でとある連中を大量に呼び込んでる一部スレの場合、その連中の元の住処が出てきちまうんだろうね。





・検索ワード

エターナルチャンピオン 読む順番
 おそらく疑問の本義はこういうことである。マイクル・ムアコックのECシリーズは、他の作品の人名や多元宇宙の重要キーワード、出来事が現れる、という特徴があるため、それをあらかじめ知っている方が楽しめるので、そういったものが多出する作品はできるだけ後に回した方がいい、というのはよく言われる。
 作者の後期になればなるほど、その特徴は顕著である。が、あまりこだわりすぎてもよくない。エルリックのように、比較的初期に書かれたのに加筆を繰り返されたり、後の方の巻ははるかに後に書かれている(作内時系列は前でも)場合もあるからだ。

 誰もが口を揃えて言うのは、ECの物語の一区切りの完結である、ホークムーンの続編『ブラス城年代記』の最終巻(あるいはこのブラス城シリーズ)は、できるだけ後に回した方がいい、というものである。少なくとも”四戦士”(エレコーゼ、エルリック、コルム、ホークムーン)を一通り読んだ後の方がいい。だがブラス城よりあとに書かれたもの(エルリックの新6巻など)に関しては、私見ではこだわる必要はないだろう。ブラス城最終巻は控えめに表現してもムアコック作品のひとつの大団円だが、書かれたのはまだ1975年なのだ。この作家の活動の前4分の1と少しに過ぎない。


 入りやすさという面で、どれが最初が良いか、といえば、ホークムーン続編を除いた四戦士本編ならどれでも良いように思われる。エレコーゼ(特に1巻)はRPG風FTファンなら文字通りの必読書である。エルリックはFT全体の代表作のひとつだけあって鮮烈である。ホークムーン前4巻シリーズはいかにも初期のヒロイックFTでわかりやすい。
 が、最もムアコック作品らしいバランスがとれている(戦士、設定、神話、多元宇宙など)のが、「コルムの前半3巻」であると思われる。ムアコックとは、もといムアコックの宇宙とはどんなようなものかをまず知りたければ、コルム前半が良いかもしれない。

 もっとも、Angbandの設定が知りたい場合は(神話が嫌いでなければ)指輪物語はほっといてシルマリルリオンを読め、とか言ったこともある筆者の言があてになるかは各位判断されたい。





・どういうわけかとあるダイアリから大量のリファラがあった前回に関して、

 大事なものを忘れていた。

ピカホュウ
ホョコボ

 「ホョコボ」はあたかも鶏の雛を指す語に近づいたように見え、この表記変更によって物事の本質いわゆるイデアにより近くなったという錯覚すらも覚えさせるが、騙されてはならない。そうした錯覚を利用した欺瞞こそが<混沌>の勢力が知性を欺き堕落させる常套手段であるのだ。また、まったく関係ない話だが、

たまごっホ

 というと、苦悩する芸術家が気を紛らわすために一心不乱に育てる、形而上学的な性質を多分に有する諧謔的な玩具の名でもあるかのような印象を与えるが、これもまた本質をあざむく<混沌>の欺瞞に他ならない。





・さがしものの詰まった店

 「見渡す限りの本棚が並び、探していた本や絶版の本がぎっしりと詰まっている本屋(図書館)の夢を見て、目が醒めると共に枕を涙で濡らす」というのは、いろいろなSFファンの集まりでしばしば聞く定番の逸話である。
 無論、どんな収集家も、自分の探しものの詰まった店は夢見るだろう。しかし「SF/FT」という書籍ジャンルのファンは、それらの本が特に特殊なものや高価な骨董品などではない(と思われる)にもかかわらず、やたらと絶版・未訳・喪失・レーベル倒産に見舞われ、言ってしまえばこのジャンルに対する世間の流行のむら気と酷薄さに翻弄され続け、そうした夢に襲われる人種となっている。

 筆者もしじゅうそうした店を夢に見る。しかし、棚にぎっしりと並んでいるのは、しばしば本ではないことがある。本でない時はもっぱら、「VF-1バルキリーの可変玩具(タカトクとか、バンダイのHCMとか)」である。ひと通りの種類や色、ついでにカーキ色のVF-1Aは3機ほど忘れずに買い込んだところで、目が醒める。
 現在であれば、VF-1も他の機種のVFシリーズも、タカトク品の再販やその他のさらに出来の良い品など入手しようと思えばすることは決して難しくはない。それ以前の問題として、少なくとも現在の筆者は別にそれらが欲しいわけではない。玩具全般まず買うことはなく、持っていても何ができるでもなし、何の気分でもなし、(書籍に比べて)やけにスペースも取り管理も面倒という認識がある。仮に無料で貰えると言われても、持て余すので受け取らないだろう。
 そんなものが夢に出て来続ける直接の原因のはなぜなのか考えると、子供の頃の玩具としての記憶よりも、思い当たるのは10年ほど前にマクロスシリーズが再開された、その当初は再販もろくに商品展開も行わない玩具メーカー(いかにもガンダムや某似非基督教腎臓人間に比して市場も展開も放置しとけばいいよ的な)に対して何か妙に憤ったことがあるような記憶であり、それがとっくに動機が消失している今に至っても刻み付けられているらしい。それはSF/FTの絶版・入手困難というやり場のない憤りといった負の感情によく似ている。





新訳新刊を読み進むにつれ、すでに「ドイツ語かそうでないか」とはまた別問題であることは誰もが認識していることに立脚した上で

 これまで通例とされてきた表記を一律で変更することがジャンル全体にどういった影響を及ぼし得るかのあくまで一例として、*bandというジャンルから目だったものを引用する。

見習いアーホァー
おどろしきバンダースナッホ
サスカッホ
アーホ・ヴァイル
<ティーンホ>の火炎悪魔
ガホァピン
アーホリッホ
アトラッホ・ナホァ

 「ガホァピン」など、これまでの通念を破りあたかも<忘却界>から彷徨い出た魑魅魍魎の名であるかのような響きの効果を上げている例もないでもないがわずかである。とりあえず「ティーンホ」は、神の名としては落差においてかの剣の騎士を上回るかもしれないマヌケさ加減として特筆に値する。





トロルスベーン(リンクはあまり関係ない)

 一般的ではないようだ。ただし稀には、海外のLotRファンには、ピピン(ペレグリン・トゥック)の方の持っていた西方国の剣の固有名詞として、'Troll's Bane'やら'Troll-bane'やらと呼称している場合がある。
 これはRotKの「...さもないとトロルをやっつけたこの剣をお前に向けるぞ!」"... or I will set this troll's bane in you!" から採られているようである。ただし、原語では頭は大文字ではない。もちろんモーニングスターでもない。

 なお、ゲームデータの類で「西方国の剣」がアンデッドのほか、トロル殺しの剣になっていることもあるのは、この黒門でトロルを倒したピピンの武勲に由来するようである。(しかしMERPのデータではピピンの剣には名前もなく、特殊能力もない。)





・検索ワード

佐々木小次郎 実在しない

 実在するかしないかという問題ならば、日本の剣士のうち伝承に片足・両足・腰まで突っ込んでる面々のうちでは、これでも相当に正体が割れている方に入る。宮本武蔵の没後すぐの『小倉碑文』に、「岩流」の名と「三尺余の白刃」での対決の様が見えるのをその人物とすると、無論、同じ碑文にある吉岡清十郎兄弟(他には武蔵の弟子筋以外の記録がない)などと同様、決闘や人物の実在に疑問を述べることもできるのだが、他筋(信憑性はともあれ)の記述や、ほかにも武蔵と戦ったとされる(当時、明らかに数十人に及んだ「宮本武蔵」のうちどれかは定かではないが)何某小次良、眼竜、渡辺小次郎等、原型とおぼしき名が何人か挙がるため、ともあれこの記述が直接に指す何らかの人物や決闘が存在したことは、かなり確かなことに思われる。
 ただし、これらのモデル以上には、ほとんどフォーカスは絞ることはできない。定番の「佐々木」小次郎という名や姿、生い立ち、刀が(それまでの書物では備中物の青江作とされていたものがなぜか突然)備前物の長光作といった典拠の大半は、かなり後代に二天一流の子孫弟子らが編纂した、武蔵研究ではつねづね信憑性の疑問視される定番の『二天記』である。吉川武蔵(及びバガボンド)にも登場した、印牧豊五郎通家(自斎)から「佐々木小次郎」にあてた印可書は「現存」しているが、これも後代に作成されたものである疑いは抜けない。まして、他に各地に残っている「佐々木小次郎」「厳流」ゆかりなど、言うに及ぶやである。

 小次郎の姿や技や名やエピソードには、因州の伊東岩柳斎左近祐近(武久)やその門人などが明確に合流していることが多いが、岩柳斎は武蔵と戦った個人とはこじつけの余地もなく別人である。流派として伊東・佐々木の岩流が同じものという裏づけはない。そして、江戸時代の『撃剣叢談』は流派・岸流の技法に"一心一刀"を挙げるが、そもそも撃剣叢談では「因州の使い手」について述べており、伊東岩流のことを有名な岸流小次郎の流派として混同しているとされる。また、小次郎の弟子が説いたとされる技名として"虎切り"があり、これは因州鳥取に残る伊東岩流の伝書にもあるため一見合致するように見えるが、混同と前後しての創作とも考えられる。仮に小次郎が使ったのが虎切と仮定しても、そも車からの振り返しの連続に虎の名を冠する内容も、法形としてはごく一般的で、本来はなんら「特定の流派」の特定の「秘太刀」・特定の「必殺技」などではなく、伊東岩流のそれとは限らない。昨今のウェブサイトには、伊東岩流の"虎切"の動作の記述(あからさまに戸部新十郎の『兵法秘伝考』などの武芸解説書や、それを丸写しした文献・サイトの文面からの明らかな又引き・子孫引きと判ずることが多い)を、「実在の小次郎の、燕返しの”史実”での動き」等と解説しているサイトが星の数ほどあるが、この伊東岩流およびこの技が小次郎のものとは断定できない。
 無論、仮に『二天記』の小次郎像を”わざとらしくそっくりなぞったような人物”が仮に当時本当にいたと仮定して、燕返しという(呼ばれる)技を使ったとさらに仮定を重ねると、中条流出身とされる背景からは、"虎乱"や"切落地生"や"金翅鳥王剣"などから派生して伊東岩流の"虎切"や"一心一刀"やそれに近い技だったと想像するのはきわめて自然な創作であるが(現に、戸部新十郎はその小説においては、伊東岩柳斎と同門出身とあわせてそうした設定にしている)少なくともこれを”史実”だの、「実在の小次郎」だの、という言い方をするには遥かに遠い。





貴花田コナン発売

 それほどまでに貴花田であろうかとか、しきりに「貴乃花コナン」でなく「貴花田コナン」と呼ばれていたのはこの初期の四股名での活躍時期の方をよく憶えている特定の世代がこの話題者らに集まっていることを如実に示しているといった点はさておく。

 >ハワード世界は流血と憂鬱と脳漿と臓物と憂鬱とSMと…。

 あとハダカの女(旧創元版の柳柊二画だと、やけに胴長短足の日本人体型)。





・検索ワード

ブルガリア―ド物語
 
琴欧州のことかー!!

ドルアーガ ギルガメス ボトムズ
 「バララント叙事詩」を探しているならばこのサイトには存在しない。

朝日奈みくる エロ画像
朝日奈みくる エロフラ
 えらい直球だなオイ。しかもストライクゾーン()外してるし。

ハルヒ マアナ=ユウド=スウシャイ
 てことは全裸か!? 全裸で乳首に☆印なのか!?

超いじ悪系ゲーム
 「いじ」が平仮名なのが気になりだすと夜も眠れないので、昼に寝ることにする。

ビオラインリード
 わざわざ一部だけ半角にしても無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄

.ビオラインリード
 冒頭のドットが気になりだすと夜も眠れ(ry

アスパラ 花をつけている
 ヒント:アスパラじゃなくサボテン

エビ 後退
ヘビ 後退
 禅問答か何かだろうか?

萌roguelike
 気持ちはわかるが、このサイトには微妙に存在しない。

高町なのは 狂気
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スランドゥイル 過剰摂取
 ??('A`;)

効果絶大呪い殺すおまじない
 ((((゚д゚;))))





・4人パーティー

 ものすごく唐突に、ムアコックの四戦士(ザ・フォア)の相互の「二人称」を調査する。リファレンスは現状で『エルリック』と『ブラス城』の統一のとれる旧版井辻訳である。

↓自 対→  エレコーゼ エルリック コルム  ホークムーン

エレコーゼ   −    きみ    きみ   あなた
エルリック   貴公   −     貴公   −
コルム   あなた/貴殿  貴殿    −    貴公
ホークムーン  貴公   貴公    貴公   −

 基本的に「貴公」とは同輩”以下”に対する語であるのに対して、「貴殿」は同輩”以上”ないしより離れた間柄に対する語で、やや丁寧である。ここから、コルムの腰が低いことがわかるが、四戦士随一の爽やかインテリ繊細かつヘタレという立ち位置にこれは合致する。
 エレコーゼが他3人を目下、というより年下のように話すのは、重ねてきている経験(記憶)からは当然のようでもあるが、実のところ黒い船でのエレコーゼの化身は40代で白髪も混ざった、本当に年配と思われる姿である。しかしホークムーンに対しては距離を置いた呼称なのは、<百万の天球の合>においても同一人物としてではなく二人で行動し、また<混沌>の黒の剣を持つエレコーゼに対して<法>のルーンの杖に近い立場にあるホークムーンこそが、エレコーゼからは比較的”離れた位置”にいる化身なのではないだろうか?

 さて、トールキンのように一字一句からの考察が価値を持つ、ないしそう広く認められている作品世界設定に対して、元のムアコックの記述からして統一性がなく、ましてイッツジーの訳語に厳密にこだわったところで、右記のような戯言は、設定考察としての価値はまったくない。が、こういうキバヤシや民明書房の小さな積み重ねこそがBRPのゲームなどにもつながる諸々のアイディアの元である。





コナンシリーズ新装

 かつてコナンの邦訳には創元版(宇野訳)と早川版(荒俣オホン オホ オホホン団精二訳)があり、どちらも海外のシリーズの一通り(として一応まとまったもの)を結局は網羅せずに終わっていた。前者の方が数が出ているようだが、一応後者の方が後の時代まで扱い、また若干評判も高いようだ。今回は底本が違うとはいえ、どちらかというと既存の訳文を使うなどにあたって創元版がベースになるようである(ちなみに中村融は河出書房『不死鳥の剣』内で表題作のコナン物を訳している)。

 これで、日本では蛮人コナンといって本気で映画(原作の持つ要素の微々たる部分でしかない)しか知らないといったイメージは塗り替えられるとでも言いたいところで、以前から復刊の類の類について毎回のようにそんな希望を述べてきた、が、毎度似たような考察をするが、特にコナンは、全面的に圧倒的なイメージを与えてくるムアコック等と異なり、話自体は荒削りな通俗エンタティメントに過ぎない。「その底にある鉄と血の匂いを感じ取れるかどうか」が評価の分かれ目とハワードのコナンを知るだれもが評するが、はじめて手を出す読者層が一般に感じ取れるものか、現在の日本でのファンタジーの受容体質を見ると実に難しい。「読んだけどありきたりだった」で終わってしまう可能性もあり、それは現在の感性からはやむなきことであり誰を責められるでもない。二剣士シリーズの時にも作風のセンスを感じ取れるかで違ってくると似たようなことを書いたが、コナンの方がはるかに顕著である。

 やはり通例通り、ファンタジーブーム云々ではなく、単純に既読者の立場から、未訳部分等に期待しておくくらいが無難かもしれない。





Orcrist(馬)

 >「指輪物語」で有名なJ.R.R.トールキンの書いた「ホビットの冒険」に出てくる天下の名剣。
 >その名は「堅木であるオークを切るもの(ris=[裂く])」の意。

 その「堅木であるオーク」について今まで誰ぞ突っ込んでないのかよ。





ゲドアニメコピペ(元はゲドスレより)

宇宙(そら)の均衡が崩れかけている 
サイド7のアムロは優秀な技師の父テムを真空に放り出してガンダムを奪い、逃亡の旅に出た
シャアの部隊に追い詰められ、「お前たちが私の死か」と呟くアムロ、
しかし間一髪現れたマチルダが輸送船でシャアを追い払い、アムロは九死に一生を得る
二人で旅を続け、たどり着いたルナツーでララァやセイラに出会う 
アムロはロリコンシャアに襲われたララァを助けるが、ララァは感謝の念を示そうとさえしない 
唐突に「美しいものが嫌いな人は大嫌いだ!」と叫びだすララァ
ルナツーの農業プラントに従事するアムロは
酒場の裏手で15分にわたりインド映画風ムトゥダンスを披露するララァを目撃し、
二人はなんとなく分かりあい、恋に落ちる 
一方、シャアを手下にルナツーの支配をもくろむランバラルはマチルダを誘拐する 
ギャロップを本拠地としルナツーを支配するランバラルと対決しに、一人死地に赴くセイラ
しかし武運つたなく、ランバラルとその子分どもの電気鞭に爪先を捕まれ、囚われの身となる
ララァはアムロの影に導かれ、ガンダムハンマーを託される
ララァからハンマーを受け取ったアムロはランバラルと対峙する
意味不明な富野節で説教しながら懸命に戦うアムロ、
突如ララァがハイパー化して女性キャラ全員全裸で乱れ飛びランバラルがララァの手の上で自爆
あくはほろびた!アムロはテムを酸欠にした罪を償うためにサイド7に戻る 
めでたしめでたし・・・ 

原作 親父の敵のあいつ
原案 シュナの旅
監督 宮埼誤朗

 この流れのままでも某禿監督なら力押しで見られる映像に仕上げてしまいそうだという気がしてきたのはトミノスキー世代の筆者の錯覚にすぎないだろうと強引に片付けて終わる。






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