第二夜
1lvパーティーと比べて得たのはささいな死にづらさのみ。とりあえず、地道に1階の階段付近を回るしかない。
と、そう思う間もなく、ワンダリングで登場したman_in_chainにいきなり14hpを持っていかれる。Wiz#1ではHighwaymanか何かだったろうか? hoe (KATINO)がない以上はゴリ押しできるわけがないので逃げるという選択肢しかないことに気づいた際は、すでにもう一人が死体になっていた。
class AC hp
Euriss G-Fig 2 0 dead
Kieni G-Fig 3 9
Megrya N-Fig 2 0 dead
Kyrie G-Pri 10 5
Nathalie E-Thi 10 6
Hildegard E-Mag 10 6
気をとりなおして前衛を作り直す。前衛がバタバタと入れ替わるのは序盤ならではであろう。これが呪文が飛んでくる中盤以降になると、hpが伸びない後衛の方が崩れやすくなることが予想される。
class AC hp
Julia N-Sam 3 4
Domohosky G-Fig 4 8
前プレイ時にもあったが、Wiz#1-3に比べて異常な高ボーナスが出る頻度も高くなっているらしく、いきなり32ものボーナスで、作成時からsamuraiというキャラクターができた。早くも”妖刀持ち”狙いというわけだが、このlvでは呪文もなく、成長が遅いだけで実際はあまり役には立たないだろう。
と思うと、いきなり2lvからメイジ呪文をゲットする。よくわからないシステムである。
priestは3lvにしてようやくvous (DIOS)を覚える。
class AC hp
Kieni G-Fig 3 18
Julia N-Sam 2 17
Domohosky G-Fig 3 22
Kyrie G-Pri 10 18
Nathalie E-Thi 10 17
Hildegard E-Mag 10 12
即死しない程度にはわりと屈強になったので1階を探索する。やがてmageがflama (MAHALITO)を覚えるが、回復呪文が心もとないのと、装備が整うまで少し探索を続けたり、1階左下にいるsaturn_ghost(WizIで言うマーフィーズゴースト)と戦ってみたりもする。
class AC hp
Kieni G-Fig 1 32
Julia N-Sam 2 39
Domohosky G-Fig 1 46
Kyrie G-Pri 5 30
Nathalie E-Thi 10 21
Hildegard E-Mag 10 13
安定してきたあたりで、2階に降りる。前回のプレイで得た知識、2階左上あたりでcoffee_beansの大群をflam (MELITO)で倒して経験をひたすら稼ぎ、他の敵(特にクリティカル持ち)からは逃げ続けるという軟弱プレイをしばし続ける。友好モンスターとは戦いを避ける反面、coffee_beansにだけは友好でも敵対でも襲い掛かるようにしているので、どんどんgoodとevilが切り替わる。
特に危なげもなくレベルも上がってきて、そろそろこのメンバーで固まってきた、と思ったところで、すかさずWiz系のお約束、vorpal_bunnyに不意を打たれ例のSamuraiがチョムパ。
class AC hp
Kieni G-Fig 1 49
Julia N-Sam 2 0 dead
Domohosky E-Fig 1 70
Kyrie G-Pri 5 42
Nathalie E-Thi 10 27
Hildegard E-Mag 10 36
”妖刀”を狙うにはあまりに短すぎる夢であった。
goldに余裕が出てきて、なおかつSamuraiが必要ならば後で復活させるかもしれないが、当面は眠っていてもらうしかない。
第三夜
とりあえず、チョムパされたSamuraiのかわりに前衛をひとり補充する。
class AC hp
Cashenatte G-Fig 2 4
なにか作成時の戦士系はhp4が多い気がする。1階を回り、なんとか即死しない程度までhpが育ってから、またcoffee_beansにいそしむ。
2階から3階にゆくには、2階左下に固定モンスターとして配置されたvorpal_bunnyを倒してvorpal_toothを入手しなくてはならない。ふたたびチョムパの危険に激しく怯えたが、特に危なげもなく入手する。
しかし困ったことに、初期の問題が再出する。Priestは9lvになったのに、vousa (DIAL)もvousan (DIALMA)も覚えない。そしてMageは9lvになっても呪文レベル4をひとつも覚えず(スロット自体が0である)呪文レベル5をduomoe (MAMORLIS)ひとつしか覚えない。呪文に関しては5lvパーティー程度の戦力しかないのだ。
これは、キャラクターメーキングの際にpietyとiqへの割り振り値をけちったためのようだ。Wiz#1では、マニュアルに「クラスの必要能力は最低値を割り振っておけばよく、あとは少しでもvitに多く振る」とあるのだが、Daemonではあまりに必要能力が低いと、呪文習得が致命的に悪くなるようである。
class AC hp
Kieni G-Fig 1 49
Cashenatte G-Fig 2 17
Domohosky E-Fig 1 70
Kyrie G-Pri 5 42
Nathalie E-Thi 10 27
Hildegard E-Mag 10 36
そうこうしているうちに、元の能力が高めだったThiefがNinjaに転職できる能力が揃う。
しばらく考えた後、転職させることにする。そしてThiefを今後どうするかだが、実は最初のMageをここのあたりでThiefに転職させてアーケントリックスターとする予定だったのだが、今いるMageのあまりの呪文の覚えの悪さでは、とてもこの時点で転職させることはできない。
そこで、Mageはとりあえずこのまま育て、新しくThiefを作ることにする。大した手間ではないため、まずは若干Mageとして(iqを多めに割り振って)成長させてから転職させて、以後はThiefとしてレベルを上げることにする。
class AC hp
Pepitone N-Mag 10 7
今夜の冒頭で作った一番新しい前衛を早々にパーティーから外し予備役化して、新ninjaを前衛に出してから、coffee_beansでまたしばらくレベルを上げる。作ったMageは9lv(マダルト・マカニトレベル)まで上げてからThiefに転職させ、さらに育てる。
そうこうしているうちに、しぶとく最初から唯一生き残っていたFighterが、Lordに転職できる条件が整う。
新Thiefと、新Ninja, 新Lordが、7-8lvになるあたりまで上げる。
class AC hp
Kieni G-Lor 1 107
Nathalie E-Nin 1 53
Domohosky E-Fig 1 86
Kyrie G-Pri 5 45
Pepitone N-thi 8 54
Hildegard E-Mag 10 52
Priestは11レベルになったときにはvaji (MADI)なども普通に覚えている。ここに至って、ようやく並の中盤レベルの戦力が揃ってきた。
しかし、3階以降に降りてみると、前衛の攻撃力がWizの同レベルパーティーと比べて異常に低いことに気づく。前衛の武器がみな最初のlong_swordなので当たり前だが、それもそのはずで、coffee_beans退治によるレベル上げばかりにかまけて、鑑定係のBishopの存在そのものを忘却していた。
class AC hp
Robbit G-Bis 10 4
もっとも、高級なアイテムを鑑定するにはレベルも必要なので、このBishopのレベルも若干上げておかなくてはならないだろう。つまり、あともう少しcoffee_beansである。
前回プレイの9lv前後までの進行は追い越したかどうか、よく覚えていないのでわからない。
さて、ここまでのプレイ感だが、よく言われる、元祖Wiz#1と比べてヌルいというのは本当であろう。呪文数やリセット(自動セーブされない)に関する軟弱仕様といった直接的な点を除いても、ゲーム全般にほどよく(あからさまではなく)そういう印象を受ける。特にリセットやキャラ作り直し等を行なっていないにもかかわらず、いや、実際はそのせいでさんざんひどい目にも割とあっているのだが、そうなったらなったでも、「結局なんとかなってしまう」感が強い。
この操作性と画面、基本的殺伐仕様への敷居の高さを乗り越えてくるのはやはりベテランゲーマーであろう。よく言われるように、そうしたベテランに対してヌルさは不要と考えるべきか? それとも、彼らに適度にストレスを与えずに適度に昔のゲームの雰囲気だけを提供していると考えるべきか?