アルダ世界の種族
アルダ世界における各種族(主に人間型限定)の大雑把な分類。用語集の補足として使われたい。
指輪未読の*bandファン向けの覚え書きに過ぎない。詳しい情報は、国内外の専門の解説サイトに移ることを強く推奨する。
○創世以前よりの存在
イルーヴァタアル:至上神。創世前後には姿を見せるが、ほとんどアルダに介入しない。
アイヌア:神族。アルダ形成以前から存在する精霊。アルダに来た者のほとんどがアマンに住む。
ヴァラール:上級神。15体。マンウェ、エルベレス、アウレ、ウルモ、モルゴス等。
マイアール:下級神。イスタリ(魔法使)、サウロン、バルログ等。
※その他、トム=ボンバディル、ウンゴリアントなど分類不能な精霊的な存在が、アイヌア、マイアール、広義の神族に入れられることがある。
○イルーヴァタールの子ら 至上神が魂を与えたアルダの主要種族
エルフ(クゥエンディ):”イルーヴァタアルの長子”。不死の種族。
アヴァリ:アマンに旅立たなかったエルフ。遥か東方に住み、原則的にほとんど登場しない。
エルダール:星の民。ヴァラールに従いアマンへの旅に出たエルフ。半神的な能力を持つ。
ハイエルフ(上のエルフ):アマンに旅立ち、たどりついたエルダール。
ヴァンヤール:光のエルフ。エルフの最上位種族。イングウェ、インディス(ガラドリエルの祖母)等。
ノルドール:地のエルフ。技術と知識に長ける。一部が中つ国に戻った。フェアノール、ガラドリエル等。
テレリ(ファルマリ、アルクウェロンデのリンダール):残り大多数の種族のうちアマンに到達したわずかな分。
シンダール(広義):テレリのうちアマンへの旅を途中で止めた者らの総称。
シンダール(狭義):灰色のエルフ。シンゴル王に直接率いられていた民。ケレボルン、スランドゥイル等。
ナンドール:霧ふり山脈を越えず、闇の森にとどまった民。
ライクウェンディ:霧ふり山脈を越えてその先の森にとどまった民。
ファラスリム:海辺まで到達してととまった民。キアダン等。
※第三紀の闇の森やロリエンの国民(王族以外)、シルヴァンエルフは、元ライクウェンディ、ナンドール、もしくはアヴァリとされる。闇の森の王族レゴラスは血筋はシンダールだが、闇の森の民らはシルヴァンエルフである。山脈を越えたエルフがシンゴルに統治され、ナンドールは灰色エルフに含まないことも多い
人間(ヒルドール):”イルーヴァタアルの次子”。寿命をもつ種族。
エダイン:伝説時代にエルフの文化と接触して光の勢力についた一群。べレン、トゥオル、トゥーリン等。
ドゥネダイン:第二紀にヌメノールに移住したエダインとその子孫。アラゴルン、広義ではゴンドール人ら。
北方人:伝説時代のエダインの遠い子孫が南下したもの。
エオルリンガス:最終的にはローハン人、馬の扱いにたけた人々。セオデン、エオメル、エオウィン等。
ベイジャバール:ビヨルン一党。血が濃い者は動物に変身できる。
谷間の国の人々など、その他北方人:血が濃い者は鳥と話せたりする。バルド等。
東夷:東に住む人々の総称。モルゴス時代から状況次第で闇と光のどちらにもついた。ブロッダ、ウルファング等。
褐色人・山岳人
ハラドリム
ヴァリアグ
ロスソス
ドルエダイン:各所(闇の森、ゴンドール北の森、プーケル人の谷など)に住む素朴で無骨な人々。ガン・ブリ・ガン等。
ホビット:田園的な小人。詳細不明だが最も広義では人間の遠縁とされる。
ストゥア:水辺に住む古い血筋の種族。スメアゴル等。
ファロハイド:長身で冒険好きな少数種族。ピピン(ファロハイドの血が特に濃い)等。
ハーフット:多数種族。サム等。
○ヴァラたちの作り出した種族
ドワーフ:カザド、ナウグリム。アウレが創造した種族。トーリン、ギムリ等。
エント:ヤヴァンナが創造した種族。木の鬚、せっかち等。
○モルゴスの作り出した種族
オーク:エルフを元にした闇の種族。
ウルク(モルドールの黒ウルク):サウロンが作り出した、光を恐れないオーク。
ウルク=ハイ(サルマンのハーフオーク):サルマンが作り出した、光を恐れないオーク。
洞窟オーク:グンダバド山、霧ふり山脈に土着したオーク。
丘オーク:元アングマール軍から主に西側の土地に土着したオーク。
スナガ:奴隷階級もしくは小型のオーク。
※「ゴブリン」はオークの共通語俗称だが、原作では洞窟オーク、丘オークに使われている。*bandではゴブリンはスナガを指す。
トロル:エントを元にした闇の種族。
オログ=ハイ:サウロンが作り出した、光で石化しないトロル。
岩石トロル
森トロル
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