アンバーとその”影”





※*bandのファイル内の範囲あたりのねたばれ含む

※書きかけ




”原初のパターン”の地:最初のパターンが描かれている、その周辺の限られた領域のみが本当の意味での「真世界」にあたる。この周辺ではトランプさえ通常には機能しない。

アンバー:非常に厳密には「真世界」そのものではなく、そこから生じた最初のひと揃えの「世界」。

レブマ:アンバーの海底の鏡像世界。

ティルナ・ノグス:アンバーの天の鏡像世界。幻影でできた世界。月光の中でだけコルヴァー山の上空に出現する。グレイスワンダーはアンバーからここへと続く石の上で鍛えられ、この幻影都市で魔力を発揮する。ケルトの常若地よりも霊界、また神話的にさらに遡る、魔力の源泉(多くの妖精剣の由来)である幻夢郷の側面か。

地球:少なくとも1970年代の現実の地球にきわめて近い性質を有したこの影は、アンバーの美姫フローラが頻繁に滞在・形成し、「フローラにとってのアヴァロン」ともいえる影だという。またコーウィンの長期の滞在、他の一族の頻繁な乱入によっても、影がかなり強化されている。

アヴァナス:エリック戦に際して、ブレイズが軍勢を集めた影。アンバライトを兄弟神として信仰する赤いヒューマノイドがいる。Avernus(通例、アヴェルヌスと表記される)はローマ詩のナポリ近郊の火山地獄に由来するが、以後悪魔学などでの「地獄」の呼称のひとつ。コーウィン(クロム・クレイク→アーリマン)とブレイズ(ブリズト/ブレス)のどちらも「悪魔(デヴィル)」の表像が言及されている点に繋がっている。

リイック:エリック戦に際して、コーウィンが軍勢を集めた影。小さく毛深いヒューマノイドがいる。

ロレーヌ:アヴァロンに近い(おそらく当初はアヴァロンから生じた)影。かつてはユーサー王(戦死)が治め、ランスロットをはじめアヴァロンの住人と同一人物がいる。ガネロンによると、コーウィンが彼を流刑にした、アヴァロンからはかなり離れた(辺境の)地というが、コーウィンがアンバーからアヴァロンへとシフトする途中に立ち寄っているため、明らかにアヴァロンよりもアンバーの近くにある。であるとすれば、なぜアンバーに近づいたのかの理由というのも読者ならば思い至るはずである。「ロレーヌ」はガネロンの由来であるローラン詩の地の意と思われる。

アヴァロン:

無人のナミブ砂漠にダイヤがごろごろ転がってるところ(仮称):

テキソラミ:ランダムが好んで滞在する、賑やかで物騒な港町。

囚人の塔(仮称):アンバーや既知世界の性質から最もかけ離れた影のひとつ。太陽がなく、遠くに光が見えるのみ。重力が逆転しているわけではないが、死んだ者はなぜか宙に浮き上がっていく。この点は『アリス』のラストのパロディであるらしい。

ミニチュア村(仮称):コーウィンがかなりの住居を知らずに踏み潰した場所。

小人さんがドンジャラホイの洞窟(仮称):どこのゲームブックのイベントだこれは。

イグじいさんの木のあるところ(仮称):アンバーと混沌の中間。秩序と混沌の限界点。なお「イグ Ygg」には「世界樹」を読み取ろうとする意見が海外にあるが、短絡的すぎてとても信じる気にはなれない。Ygg (terrible thing)が恐怖領域=限界線か。ただし世界樹の三つの根が、二つのパターンとログルスに繋がるとは解釈できる。Ygg=terribleという語自体がオーディンの暗示であることから、カラスのフギ等が派生している。

混沌の宮廷:



後半シリーズ

黄金方陣(ゴールデン・サークル):アンバーとその周囲の(ジェラード、ケイン、ジュリアンの防衛する)領土的な一帯の影の総称。

べグマ:黄金方陣内の影のひとつ。

デイガ:黄金方陣内の影のひとつ。

”コーウィンの聖紋”の地:ファブリーズしても全然ダメなくらい栗の花(ry

カシュファ:

エレグノール:

暗黒域(ブラックゾーン):混沌の宮廷の領土的な影の総称。

<火炎の門>:

<鏡の国>:

四界の砦:







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