○NWN2・オフィシャルキャンペーンのNPC

 NWN2のOCの旅仲間NPCは、NWN1のようなヘンチマンでなくコンパニオンと呼ばれる。ほとんど操作できなかったNWN1のヘンチマンとは異なり、BGシリーズ同様にほぼプレイヤーキャラと同様に細かく(例えば、ラウンドごとにキャストする呪文を選択する等)操作ができる。さらにBG2にも劣らずシナリオごとのNPCの発言や、NPC同士の絡みの会話もとても多い。


 中盤からは酒場や砦などに待機しており、(シナリオ都合の固定を除いて)入れ替えが自由に可能である。
 NWN2OCのコンパニオンの経験値は「主人公と共通」として管理されており、戦闘等に参加していなくとも、酒場待機から仲間に復帰させるといきなりレベルが上がったりする。また、別の酒場や砦に移動しても、その先に全員揃っている。というか、酒場や砦でなくとも(一部例外除き)いつでもメンバーの入れ替えができたりする。DQ4−6のような馬車に乗って常に後ろから全員ついてきてでもいるのだろうか。


・ケルガー
 禿頭ドワーフ。NWN界のハッサン。頼れる肉体派前衛だが、一時期別のとある戦士がパーティーから外せなくなり、戦士ダブりを避けるため外されていることも多い。モンク志望だが、転職のためのイベント条件が非常に面倒な上、正直なところファイターのままの方が強いので、無理に転職させなくてもいい。

・ニーシュカ
 悪魔娘(ティーフリング)盗賊。BGのイモエンを思わせるボイスが海外でも人気だが、好意(影響力)を得るには割と混沌な選択肢を選ばなくてはならず、なかなか難しい。

・エラニー
 ウッドエルフのドルイド。自分がヒーラーでなければ、しばらくは彼女をヒーラー運用するしかない。そのためか、パーティーに入れっぱなしで選択肢に出てくる機会が多く、ロマンスイベントが設定されていることもあっていつのまにか好感度が上がっていく。上記のニーシュカのイモエン同様、BGのジャヘイラを意識している節がある。ニーシュカ、シャンドラ等の女性キャラの中でもわりと偏差値が低いこの頬骨エルフだけがなぜよりによってロマンス対象なのかとNWN1/2プレイヤーからは頻繁に反感の声が上がっているが、ラリー・エルモア(CD&Dやドラゴンランスの挿絵、老若男女全員の頬骨+150%がデフォルト)を見慣れたD厨は頬骨がないと物足りないくらい言ってこそである。

・サンド
 BG2のサーンド(人間シェイプシフター)とは全く関係ない。叔父の知人のエルフウィザード(トランスミューター)。デコを露出した髪型及びその服装から(それ以外はそんなに似ていないが)LotR映画のエルロンドを思い出す人が多い。

・グロブナー
 どう見てもホビットかケンダーのノリだがノームの吟遊詩人。リスのように目が笑っている。会話は面白いが能力はD&D系吟遊詩人の常で使いづらい。が、実はノームらしく機械工の才能を持ち、バードの呪文内容から各種アイテム作成と相性がいい。無理にパーティー内で運用せず、酒場に置き、たまにパーティーに入れるとレベルが上がるのでアイテム作製特技を取らせてすぐ外しておき、クラフトの際だけ仲間に加える、という使用法がよく採られる。

・クァラ
 ウィザードと衝突しておん出てきた気の短いソーサラー少女。狙い過ぎなキャラだと指摘されており、人気が出る要素が多いと思われるが、ウィザードとソーサラーのどちらをパーティーに入れておくかという選択になった場合、前述のサンド(ツンデレデコエルフ)の親父な魅力に押されがちである。

・キャサヴィル
 BGシリーズ等を経験していると珍しく見えるほどに硬派・善良なパラディン。なぜかデフォルト武器がウォーハンマーなので、TDQの勇者イケタを思い出すが、変身を残しているのは彼ではなく別のキャラであり、キャサヴィルはあくまでシナリオ内会話も絵に描いたような正統派の軍人肌である。しかも、能力が他キャラより高めで、パラディン一本伸ばしが普通に強いため、ディバイン系で奇をてらったヘタレビルドをすると差をつけられる羽目になる。

・ビショップ
 職業名ではなく人名である。AD&D2nd以前であればありえない「混沌にして悪」のレンジャー。キャサヴィルとあらゆる意味で対極に位置するキャラ。洒落にならないほど性格に問題があるが、毒舌がなにかと面白いので外せない。エピソードを追加したモジュールがファン作成されるほど人気がある。

・シャンドラ
 ひとりで農家を営む女性。容姿といい能力といい「FR世界の一般人とは何だったのか」と思わせてくれる。

・ジェイヴ
 種族自体がネタバレな特殊種族のクレリック。ストーリー上重要であるばかりでなく、貴重な素クレリックだが、該当の特殊種族に能力の多くが再現されておらず、能力値もその種族のものを大きく外れており何やら期待外れで、キャスターとしての力不足を指摘されがちである。いかにも思わせぶりな会話の数々を聞くために、パーティーに入れておくべきかどうか本気で迷う局面が多々ある。

・コンストラクト
 ゴーレム。こういうのも仲間枠なのがDQ5ノリ。

・アモン
 これも存在自体ネタバレ。うるさくて後先を考えないじいさんは(特に悪役で)よく出てくるが、そのせいで本当に致命的な失敗をするのは洋ゲー含めて中々見られない。そんな不器用さもあって日本のNWNプレイヤーからは「おじいちゃん」と呼ばれ上記のデコ親父サンドと並び慕われる。



○NWN2・MotB(拡張1)のNPC(工事中、追記予定)

 MotBになると非常に特殊な生い立ちのNPCばかりになり、おまけにエピックレベルなので以前に増して日本のバトル漫画みたいな面々になってくる(ビジュアルはJRPG以前のファンタジー少女漫画のノリという説もあり)。

・サフィア
 最初に仲間になるので多分メインヒロイン。デッドマンズQに出てくる女坊主(尼僧)を思い出す頭ツルツルが妙に妖艶なレッドウィザード。その能力は常に頼りになる。

・ガン(ガナイエフ)
 ハグスポーン(ハーフ山姥)のスピリットシャーマン。NWNシリーズの3Dモデルとしてはにわかに信じられないほど男前であり、牢屋掃除の婆さんにすら賞賛を欠かさない色男。掛け値なしにイケメンだが、唇が厚く鼻が大きめなのでイーノック(ひろゆき)の正面顔っぽくも見える。

・ハトのケイリン
 ハーフセレスチャルのクレリック。落ち着いた声と儚げな白さが魅力だが、ガンの軟派発言の面白さとクマーを入れたいのと、スペルユーザーが多過ぎるので外されがちである。女っ気が欲しいときは積極的に運用されるが、残念ながらロマンスイベントはないらしい。

・オクー
 クマー。フェイや動物や魔獣のクラスレベルではなく「ファイター」のレベルを持つ。すなわちKFO(Kuma Fighter Otoko)であり、見かけによらず膨大な特技(Feat)を有する。


・ワン・オブ・メニー



○NWN2・SoZ(拡張2)のNPC(工事中、追記予定)

 SoZのコンパニオンは、プレイヤーが作成したパーティーキャラ(主人公以外)と区別するためかCohortと呼ばれている。扱いとしてはOC, MotBのコンパニオンと変わらないが(パーティー名簿での出し入れなど)XPは自動獲得となっておらず、パーティーとして共に戦い獲得した経験値しか入らない(冒険者ギルド等での一部例外措置を除けば)ので、放っておくと取り残される。というかプレイヤーが作成できるキャラに対して取り残されがちだが、どれだけ参戦したかでもエンディングでの言及が異なるので気になるキャラは一応参戦させておいた方がいい。

・ウモジャ
 人間(チュルト人)のドルイド。インシュラと共に最初の街で参戦可能なNPC。「ドルイドは動物の相棒の方が本体」という3.XeのPnPプレイヤーらの言があるが、そこまでは言わなくても相棒に抜群の存在感があり、恐竜が周りをうろつき回る様は7部Dioを思い出す。同じチュルト出身の懐かしのアーリン・ゲンドを思い出すNWN1プレイヤーもいるが、扮装以外に特に関連はない。

・インシュラ
 人間のレンジャー。褒賞買取人(店NPC)の姉と共に登場しアヴドゥルのようなカード予言で参戦する(きっちり占い料は取る)神秘的な狩人。クロスボウの達人のようなキャラ説明と射撃系の能力値(というかエルフ並にConが低い)を持つにも関わらずなぜかレンジャー戦闘スタイルが弓でなく「二刀流」である。SoZの時代にスタッフがNWN1(3.0eで二刀流スタイルしかない)と混同したとも思えず詳細は不明である。

・ラストリ
 ハーフリングのスワッシュバックラー。SoZ開幕で座礁・大破するヴィジラント号のかわいそうな女船長。D&Dシリーズのお約束(例えばドラゴンランスのマクェスタ)として、女船長は剛毅であり、また、なぜか船長はスワッシュバックラーの類型である。パッチ前のバージョンでは異常に能力値が低かったり(24ポイントバイ)、現バージョンでは能力値がfixされているが習得特技がおかしかったり(レイピアを熟練しているが、初期装備の魔法のレイピアが種別は「ショートソード」だったり、そもそも小型のハーフリングではレイピアでは武器の妙技が使えない)、加入時のセリフで「二刀を役立てる」等と言っているのに加入時は二刀流特技を持っていないなど、開発スタッフの扱いがえらくぞんざいである。

・ソレイヴォラ
 サンエルフのフェイヴァード・ソウル(アンガラド)。一行がクロスロードキープに着くと早々に(ケルガーの所に)押しかける、霊能者婆さんTVタレント+たすき掛けなぎなたおばあちゃん属性。どうもD&Dゲームの旅仲間エルフはキャラが濃すぎる傾向がある。能力は高く優秀なフェイバードソウルで、アンガラドの好意武器であるスピアの使い手だが、例によってキャラメイクにバグがあり(フェイバードソウル1lvが持っているはずの)スピアの武器熟練を持っていない。

・フィンチ
 ハーフエルフのバード。D&Dゲームにはバードやローグでお約束で必ず一人はいる、女性問題でトラブルを起こして逃げ回っているバード。OCでおなじみネヴァル卿の協力を得て助けるイベントの後、加入可能となる。NPCバードの常で戦力としては低いが(おまけに呪文lv0以外に治癒呪文を一切覚えていない)極端に高い交渉系能力は、会話ボックスで担当させると流れに影響することがかなり多い。

・チル
 ディープノーム(スヴァーフネブリン)のウィザード(ジェネラリスト)。前半にすぐに行けるマインドフレアのブラックマーケットで捕虜となっているが、牢の奥の方で見えにくい。助けるには貴重な取引先であるマーケットを壊滅させるしかないが、マーケットはマインドフレア軍団なので当然めちゃくちゃに強い(前半のレベルでは困難)。そしていざ牢に入り仲間に入れる時の会話で、すでにNPC枠が一杯になっていると(他のキャラの場合は、参加不能と言いつつも名簿には登録されるのに対して)名簿にも加わらないという(おそらく)モジュール設定ミスがあり、そのまま二度と姿を現さない。おそらく、スポイラー類を見たことがなければ、仲間になることすら知らないプレイヤーも多いと思われる。
 このように異常に参加難易度が高いが、いざ仲間に加えても、キャスターにも関わらずLA+3のスヴァーフネブリンである、なぜかイリュージョニストでなくジェネラリスト、特技の取り方がいまひとつ(魔法系でなく追加hpを最初に取っている)、「混沌にして悪」等々、バクレツに使いにくい。おそらく、FF6の「捕虜の牢からセリスをスルーしてかわりにモグタン将軍を連れてそのままクリア」的縛りプレイでもなければまず使われることはないと思われる。こんなんがSoZ旅仲間で唯一の専業秘術キャスターである。が、なにげにパーティーに入れておくと、ノームの幻術適応の設定のため判定なしでいきなり幻影を見破るといった意表をつく展開があったりする。

・リブスマッシャー
 人間のモンク。NWN2のOCで、なんかオーガの洞窟でドアをぶちやぶったり叫んで暴れたりするが何の意味があるのかよくわからない、そんなやつを覚えていたとしても丁度OCの細部を忘れるくらいのSoZの頃になって、それが再登場し仲間になる、というかなり斜め上の展開である。しかし、SoZの無数の(そして飛ばしても問題ない)ダンジョンのうち若干わかりにくい所の奥にいるので、そもそも気づかれないことも多いと思われる。モンクの前提である秩序属性だが、とてもそうは見えない。モデル・ポートレイトや、BGのミンスクのようにやかましいボイス等、なにげに製作側の力が入っている感がある。

・セプティムント
 人間のクレリック(ケレンヴォー)/ドゥームガイド。SoZの売りの新プレステージなのだがレアキャラ性やボリューム今一歩のイベントなどSoZまたはNWN2の縮図のように(こんなんばっかだが)何もかもが惜しいキャラである。固有イベント終了時の会話で交渉技能の高いキャラが返答しないと永久離脱するので、元から交渉の高いプレイヤーキャラかいなければ直前にフィンチ等をメンバーにしておく必要があるが、予備知識がなければほぼ不可能である。なお、服装が終盤に無限湧きする敵「スネークタンの暗殺者」と非常に区別がつきにくい。

・クォレル
 ハーフドラウのウォーロック/ヘルファイアウォーロック。ウォーロックのアーキタイプである社会からの疎外感を背景に持つが、邪気眼してないで村の仕事手伝うだよ! とか村(OC主人公の故郷、復興中のウェストハーバー)のおばさんにどやされているのがDLのレイストリンなどに親しんだD系ゲーマーの同情を誘う。某おじいちゃんに憧れて英雄と同行するウォーロックの道を選び参戦。能力自体はSoZ追加のヘルファイアクラスと良好な能力値のため優秀である。

・グリック
 ハーフオークのパラディン(トーム)。後半ネヴァウィンターの酒場でなぜか一人で待機しているところを加入可能。まさかのハーフオーク魅力依存クラスであり、BGEEのブラックガード、ドルン(耐久にしわよせがいって紙装甲)を思い出して不安になるところだが、こちらは能力は魅力値や習得特技含めて優秀でオーソドックスなパラディンである。しかし、いくつかの戦闘ボイスがやけに甲高く、何かお稚児を思わせるところがある。

・ベルエス
 アアシマールのローグ/シャドウシーフオブオームー。後半ネヴァーウィンターの、なぜかワキーン寺院に待機しているところを(結構高額で)雇うことができる。アアシマールなのになぜかイービルキャラ&仮面&シャドウシーフの一員と、大変に背景がいわくありげで、特にSoZ前半が南国が舞台であることからオームーのシャドゥシーフ結社との関係が誰しも気になるところで、ワキーン寺院の商人たちにも「そいつを仲間にしたなら気を付けておけ」といった台詞があり思わせぶりである。が、SoZの常で、それ以上のストーリーなどは全くない。能力はDexに極振りされており(アアシマールなのにWis, Chaともに10しかない)ローグ系としてSoZのCohort中でも特に優秀である。








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