しかし厄介なことに、NWN2には「決定版のキャラエディタ」というものがない。すなわち、複数のエディタが存在するのだが、エディタによって編集できる要素が違っていたり使い勝手が大きく違っていたりする。なので、複数用意して使い方に慣れておいた方がよいが、とりあえずNWN2 Character Editor, Leto(NWN2パッチ)くらいがあれば一通りは調整可能である。
Javaで作られたキャラエディタで、直観的に操作しやすい。またdialog.tlkを参照して表示するので、日本語化パッチを当てたNWN2、すなわちdialog.tlkが日本語化された要素については、日本語で表示される点も扱いやすい。英語でも操作できないでもないのだが、たまに特技の名前等で日本語と英語の対応がわかりにくくなったりもするので、日本語化したNWN2では日本語表示の方がなにかと手軽である。
セーブデータ内に存在するキャラデータはメニューのFile -> Open Save Character、エクスポートされた(localvault内の)キャラはFile -> Open Export Characterから編集できる。
セーブデータ内では、そのプレイ中に同行しているコンパニオンのデータも普通に操作することができる。このとき、そのコンパニオンのデータをエクスポートし、Localvault内にプレイヤーキャラのストックと同様にセーブすることができ、以後通常のモジュールや、SoZ形式の仲間キャラとして使用することもできる。あるモジュールで同行していた仲間キャラの成長後のデータを使用したい場合などに応用できる。(ただし、コンパニオンはプレイヤーキャラとしてはたまにバグがあるので調整が必要なこともある。)